はじめに
この記事は「ねんトレ(ねんねトレーニング)」をすべき!という内容ではありません。
なかなか寝ない息子みーくんが、なるべくグズらずに落ち着いて日常を過ごせるようにと、ゆるく「ねんトレ」を試していることを記録した記事です。
こんな人に参考になるかも
「赤ちゃんの寝入りが悪い・・・夜泣きをする・・・」
「赤ちゃんの睡眠時間が足りない・・・」
寝ることが苦手な息子みーくんのためにおこなっている試行錯誤が、似たようなお子さんをお持ちのお父さんとお母さんの参考になれば嬉しいです。
ねんトレとは・・・
赤ちゃんに寝かしつけの練習をする「ねんねトレーニング」のことです。
我が家ではみーくんのお昼寝の時間の確保、睡眠時間を増やすことなどを中心にゆるくねんトレをおこなっています。
ねんトレにはジーナ式をはじめいくつか種類があるようです。
現在、我が家では『家族そろってぐっすり眠れる 医者が教える赤ちゃん快眠メソッド』星野恭子監修/森田麻里子著 を参考にしています。
この本だけを参考にするというわけではなく、保健師さんに相談したりネットの情報などもチェックしながら、みーくんに合いそうなものは取り入れるという姿勢でいろいろと試しながら頑張っています。
我が家の赤ちゃんは寝ない子
みーくんはなかなか寝ない子です。
よくグズり、授乳をしても抱っこをしても何をしても泣き止まないということが多くありました。
今思えば、グズりやギャン泣きはの原因は睡眠不足が大きかったと思います。
出産直後はSNSなどを見て自己流でいろいろ試していましたが、生後3か月でねんトレを試すことにしました。
それでも改善しなかったので生後6か月を過ぎた頃から、さらに踏み込んだねんトレを開始しました。
1歳0か月になったみーくんは、一日の睡眠時間の振れ幅が11~13時間くらいに安定し、夜のセルフねんね(一人でねんね)も定着しつつあります。
まだまだ寝グズりはあるし、お昼寝のセルフねんねはできないけれど、ねんトレ前に比べると確実に良くなっていると思います。
今回は夜のセルフねんねへむけて奮闘した、生後7か月~9か月までのみーくんの様子をまとめました。
ねんトレを始めるまでの様子
生後7か月以前のみーくんのねんトレの様子はこちらの記事にまとめています。
生後0か月~3か月のみーくん
生まれた直後から泣くことが多くなかなか寝てくれない子でした・・・。
生後4か月~6か月のみーくん
夜の寝グズりと夜泣きに奮闘しています。
生後10か月~12か月のみーくん
真夜中・早朝覚醒対策と、夜のセルフねんねができなくなってしまった時についてまとめました。
ねんトレ(ねんねトレーニング)をして1年目についてまとめた記事
ねんトレの成果や、試してみての感想など。
セルフねんねトレーニングの様子
今回は生後7か月~9か月に奮闘した、夜のセルフねんねのトレーニングとみーくんの様子をまとめました。
生後7か月
一日睡眠時間の平均:12時間28分 (最短:10時間30分、最長:13時間52分)
夜のセルフねんね
寝グズりと夜泣きに悩みに悩まされ、ついに夜のセルフねんねトレーニングを開始しました。
我が家のねんトレ本『医者が教える赤ちゃん快眠メソッド』を参考にして、我が家で気をつけたことは・・・
・みーくんをお布団に寝かせたら部屋は出る。
→我が家は和室で添い寝スタイルなのですが、寝かしつけのときは隣の部屋で待機し、リモートカメラを見ながら対応しました。
・泣いたらすぐに声はかけず、様子をみる時間を少しずつのばしながら声かけをする。
→みーくんはずっと泣きっぱなしなので、待ち時間はねんトレ本『医者が教える赤ちゃん快眠メソッド』の通りではなく、みーくんの泣き具合を見ながら待ち時間をのばしながら声かけをしました。例えば、最大級のギャン泣きの場合は、声かけをしても聞こえていないようなので、泣いているトーンが少し落ちたときにタイミングをみて声をかけました。
・寝室はできる限り真っ暗にする。
→エアコンや加湿器などの電気スイッチなどの小さな光は隠さずそのままにしており、隣の部屋からの光漏れなどもあります。窓はカーテ ンをしていますが、遮光カーテンではないので朝日で明るく なります。
・お布団からみーくんが脱走しないようバリケードを作る。
→お布団からはみ出しても戻さずそのままが良いようなのですが・・・非常に悩みました。寝つくまで寝返りやハイハイなどで動きまわったり、寝てからも寝返りでコロコロと動くので、抜け出せないよう布団やクッションなどを使ってバリケードのようなものを作りました。バリケードの高さはみーくんが立ち上がって乗り越えられないようみーくんの肩ほどまで積み上げました。
みーくんに泣かれると私はとても耐えきれず抱っこしたくなるので、夜のねんトレについては、むむむ(旦那さん)に全面的にお願いしました。
泣かれても私よりも冷静に対応できる、むむむの方が対応にむいているように思いました。
実際にやってみてのみーくんの6日間の様子は・・・
- 1日目
ギャン泣きが本当にひどかった。30分はギャン泣きしてたかも。寝つくまでは1時間ほど。泣きつかれて寝た感じ。ツライ。 - 2日目
ギャン泣きが少しトーンダウンしたような気がする。でもまだ結構泣く。 - 3日目
まだまだ泣いてる。でもギャン泣きではなくなったかも。本当にセルフねんねできるようになるかまだ少し半信半疑。 - 4日目
やや泣きグズグズ。でも今までより落ち着いてきたかも。泣き方みながら声かけをする。 - 5日目
グズグズだけど泣きはしない。泣きそうになったときだけ声かけ。 - 6日目
グズグズ。昨日よりマシのグズグズ。落ち着いてきたかも。声かけもなし。30分くらいで寝た。
ねんトレを始めて3日間は結構泣きました。でも日を追うごとに泣きのトーンが下がり、5日目ではずいぶんと落ち着き、グズグズはあるものの泣くことはなくなりました!
その後、日によってはグズグズが激しくなり声かけをしたりすることもありましたが、ねんトレを始めて2週間くらいにはグズグズも落ち着き、声かけもなく寝れるようになりました。
落ち着いてからは、お布団におろしてから15~30分くらいで寝てくれています。
みーくんが一人で寝てくれるようになって本当に驚きました!!!
入眠前のギャン泣きが続いたときは、ねんトレもダメかもと頭によぎったりもしましたが、続けて良かったです!
そして、夜泣きについては、ピークを越えたように感じました。
夜は1回(たまに2回)起きて、泣いたら添い寝してトントン、難しい場合は抱っこ、それでも難しい場合は授乳、その後に寝かしつけの流れで対応します。
トントンのみで寝ることはまれですが(一週間に1度あるかどうか)、ほぼほぼ授乳し寝かしつけの流れになります。
だいたい3~6時の間に起きることが多く、調子が良いと起きてから1時間程度、悪いと3時間ほど寝かしつけまでにかかってしまいます。
ねんトレの効果かは分かりませんが、夜中起きたときと、授乳した後の寝かしつけのときにギャン泣きになることが減ってきました。
ギャン泣きされてしまうと精神的ダメージが大きいので、これには助かりました!
朝寝・昼寝・夕寝
夜のセルフねんねが思ったより順調だったので、朝寝・昼寝・夕寝のセルフねんねも同じように挑戦してみましたが、ひたすらギャン泣きで寝る気配がなく、速攻で挫折してしまいました。
ねんトレは1週間ほど強い心で!と『医者が教える赤ちゃん快眠メソッド』にあるのですが・・・
お昼間に寝ないと、一日中グズグズがひどすぎて朝から夜まで悲惨になってしまい耐えきれず2日で限界に達しました・・・
無念です。お昼寝のセルフねんねは、また別の機会に挑戦したいと思います・・・!
なので、お昼寝は抱っこで寝かしつけ、夜だけセルフねんね、と別々の方法で対応しています。
混乱して夜も抱っこになってしまうかも、と思っていましたが、みーくんは今のところ大丈夫そうです。
生後8か月
一日睡眠時間の平均:12時間28分 (最短:10時間30分、最長:13時間52分)
夜のセルフねんねのトレーニングを始めて1か月が経ち、ついに定着しました!
みーくんをお布団に寝かせて、だいたい15~30分ゴロゴロした後に寝ます。
日によっては、なかなか寝るモードにならず、お布団で遊んだり、一人しゃべりをしたりすることもありますが、遅くとも30分程度で寝てくれます。
少しグズグズする日もありますが、声かけだけで寝てくれています。
声かけのときは部屋には入らずに、入り口から「おやすみ」「大丈夫だよ」などと言っています。
少し低い落ち着いた声で、声をかけたらすぐに気配を消して様子を見るようにしています。
そして、ついに朝まで通して寝れる日が出てきました!!!
1週間に2~3日ほどですが本当に嬉しいです!
でも朝は6時前後に起きることが次第に多くなり、時間も早まってきて・・・「超早起き問題」という新たな悩みが生まれることになります(涙)
お昼寝は抱っこ、夜はセルフねんね、と寝かしつけ方法が違うことについても今のところ大丈夫です。
改善点 ・「夕寝」を習慣化し、「朝寝・昼寝・夕寝」のリズムにする。 →夕方から夜にかけてのグズグズがひどいため、夕寝ができるようにする。 現在は3回に一度くらいの成功率。夕寝の寝グズりがひどくなかなか難しい・・・ ・ベビーゲート購入 支えなしで立てるようになったりとさらにアクティブになり、自家製バリケードを脱出することが多くなってきたので、寝室にもベビーゲートを導入しました。 →みーくんのお布団をぐるりとベビーゲートで囲うようにして、脱走を防止します(ベビーゲートの中で寝ます)。 一度お布団から脱走すると、テンションが上がってしまいなかなか寝るモードに入らないので、もっと早くベビーゲートを買っておけば良かったと思いました。
生後9か月
一日睡眠時間の平均:12時間39分 (最短:10時間57分、最長:13時間50分)
夜のセルフねんねは特に大きな問題なく順調です。
心配していた、お昼寝は抱っこ、夜はセルフねんね、と別々の方法で寝かしつけをしていることも、特に問題なく続いています。
また、夜中に起きることも減ってきました。数か月前までは本当に信じられないことです!
みーくんが寝るまでのタイムスケジュールとルーティンはこんな感じです。
19:30 お風呂
19:45 ミルク、歯みがき、絵本
20:30 おやすみの挨拶、暗い寝室へ移動
21:00 就寝
寝かしつけは旦那さんのむむむが担当なので、私は20:30くらいから後片付けや離乳食の準備などをし、22:00頃にむむむと合流、23:00には就寝という感じです。
ねんトレ前は21時過ぎまで寝室で添い寝をしていたので、30分の夜の時間が捻出できました!
走るように時間が過ぎ去る毎日の中、30分の時間が作れたことは本当に貴重なことです!
そして、夜の寝かしつけが上手くいくと、「今日もよく頑張った、明日も頑張ろう」と思えるのが本当に良いです。
それまでは「今日もダメだった・・・明日こそ寝てくれないとヤバイ・・・」とぐったりでした。
本当に忙しい日々なので、気落ちし過ぎずに少しでも穏やかな気持ちで眠りにつけることが大切だなと感じています。
夜については問題解決かと思いきや、今度はみーくんが早朝に起きることが多くなりました。
4~5時・・・遅くとも6時前には毎日起きるようになってしまい、これはこれでツライ・・・。
最初は夜中に起きたときと同じようにトントンからの寝かしつけで対応をしていたのですが、寝る気配がまったくなく・・・起きたら1~3時間ほど遊ばせて、眠くなってきたら寝かしつけをする、というふうにしています。
その影響か、朝寝が長くなる日が増えてきてしまいました。
睡眠には生活リズムが大切になるので、「朝6時起き・朝寝・昼寝・夕寝・9時前就寝」で安定したリズムを目指すことを意識していきたいと思います。
改善点 ・睡眠の質を上げるため、ホワイトノイズを導入。 →ホワイトノイズを使い始めたばかりは、寝入りはオルゴール、寝入ってからはホワイトノイズへと切り替えていたのですが、『医者が教える赤ちゃん快眠メソッド』を参考に寝入りからホワイトノイズを使うようにしました。朝起きるまでかけ流し状態です。 最初はYoutubeでホワイトノイズを長時間再生できるものを使っていましたが、その後ホワイトノイズ専用スピーカーを購入しました。 みーくんが寝ている時間は静かに生活していましたが、ある程度物音を立てても大丈夫になり助かっています!
ホワイトノイズや我が家で購入したホワイトノイズ専用スピーカーについては、詳しくはこちらの記事より。
さいごに
寝グズりや夜泣きをしていたみーくんが、ねんトレをして夜はセルフねんねができるようになりました!
寝かしつけ方法は、お昼寝は抱っこ、夜はセルフねんね、で安定しています。
睡眠時間が増えたとはいえませんが、今まで寝かしつけにかかっていた時間は確実に減りました。
超早起き問題については、また別記事でまとめたいと思います。
同じように赤ちゃんの睡眠問題で悩んでいるお父さんお母さんの参考になれば幸いです。
なかなか寝ない子、本当に大変ですよね・・・一緒に頑張りましょう!
みんなぐっすり眠れますように。
コメント