はじめに
寝るのが苦手な息子みーくんが、なるべくグズらずに落ち着いて日常を過ごせるようになるよう「ねんトレ(ねんねトレーニング)」に試行錯誤する中で、我が家のなくてはならない「ねんトレアイテム」を紹介します。
この記事では、ホワイトノイズについて、ホワイトノイズ専用スピーカー「ホワイトノイズマシン D3(dreamegg)」を使用した感想などについて書いています。
現在、我が家では『家族そろってぐっすり眠れる 医者が教える赤ちゃん快眠メソッド』星野恭子監修/森田麻里子著 を参考にしています。
この本だけを参考にするというわけではなく、ネットの情報などをチェックしたり、市の保健師さんに相談したり、みーくんに合いそうなものは取り入れるという姿勢でいろいろと試しながら頑張っています。
我が家のねんトレに悪戦苦闘している詳しい様子はこちらの記事にまとめています。
こんな人におすすめ
この記事は、赤ちゃんの睡眠についての悩みを持っている人たちに少しでも参考になれば良いなと思って書いています。
- 赤ちゃんのねんねアイテムについて知りたい
- ホワイトノイズについて知りたい
- 「ホワイトノイズマシン D3(dreamegg)」を使ってみた感想を知りたい
ホワイトノイズとは
ホワイトノイズとは、さまざまな周波数を含んでおり、換気扇や空気清浄機の音やテレビの砂嵐の音のような「ザー」「ゴー」という雑音のことです。
ホワイトノイズは、お母さんのお腹の中にいた時に聞こえていた血流の音に似ているため、赤ちゃんは安心すると言われています。
また、赤ちゃんが寝ている間にホワイトノイズを流すことで、物音で目覚めるのを防いでくれます。
特に物音がすると敏感に起きてしまう赤ちゃんには、ホワイトノイズが効果的のようです。
赤ちゃんとホワイトノイズについての研究
イギリスの研究でも、ホワイトノイズは赤ちゃんの眠りに有効だということが証明されています。
新生児40人の赤ちゃんを2グループに分け、片方のグループのみにホワイトノイズを聞かせたという研究です。
何も聞かせなかったグループで5分以内に寝ついた赤ちゃん:25%
ホワイトノイズを聞かせたグループで5分以内に寝ついた赤ちゃん:80%
参照:Spencer JA, Moran DJ, Lee A, Talbert D(1990) White noise and sleep induction, Arch Dis Child; 65(1):135-7.
ホワイトノイズの音量
ホワイトノイズの音量の目安は、67dB(デジベル)。
走行中の車内くらいの音量で、ちょっと大きめに感じるくらいの方が、物音をかき消す効果は高くなるとされ、 耳へ悪影響は、寝ている間だけの使用は問題ないそうです。
実際に、ホワイトノイズの音量を60dBくらいで聞いてみると、思っていたより大きく感じたので、 我が家では、40~50dBでホワイトノイズを流しています。
周囲からの騒音は比較的ない田舎なので、我が家では少し音量を落としても問題ないと考えました。
ホワイトノイズの音量の計測の仕方ですが、 ボリュームの表記がないスピーカーの場合は、自分で測定するしかありません。
騒音計の無料のアプリがおすすめです。
ホワイトノイズが合わない赤ちゃんも
ホワイトノイズに慣れるまでは数日かかるので、まずは3日間、流してみることになるのですが、 赤ちゃんによっては、ホワイトノイズが合わない子もいるそうです・・・
その場合は、波や風の音など、変化が少なく単調な音を試してみてください。
みーくんの場合(当時生後9カ月頃)、ホワイトノイズを流した初日より、特に嫌がる様子もなく問題ありませんでした。
自然の中にいるような単調なネイチャーサウンドも試してみましたが、こちらも初日より嫌がるなどの様子はありませんでした。
我が家で購入したホワイトノイズ専用スピーカー「ホワイトノイズマシン D3(dreamegg)」は、ホワイトノイズ以外にも、自然音やファン音などが入っているので、赤ちゃんに合うノイズを探すことができ便利でした。
ホワイトノイズをかける方法
ホワイトノイズをかける方法は主に3つの方法があると思います。
- Youtubeでホワイトノイズの音源を探し使う
- ホワイトノイズの無料アプリを使う
- ホワイトノイズ専用スピーカーを購入する
ホワイトノイズを試し始めた頃は、Youtubeで探したホワイトノイズの音源を流していましたが、 途中でいつの間にかYoutubeが切れてしまったことが多く、また、ホワイトノイズを流している間に携帯が触れなくて不便を感じたので、 我が家では、ホワイトノイズ専用スピーカーを購入し使っています。
Youtubeや無料アプリでホワイトノイズを試してみて、本格的に導入したいと思えたら、ホワイトノイズ専用スピーカーを購入をおすすめします!
ホワイトノイズ専用スピーカーは手ごろな値段のものもあり、毎日使うことを考えるとコスパも良いと感じています。
ホワイトノイズ専用スピーカーを購入する時に気をつけたこと
ホワイトノイズ専用スピーカーを買うことを決めたものの、思っていたより種類があったのでどれを買うか悩みました。
予算は5千円以下とし、次の3つのポイントに気をつけて、我が家では「ホワイトノイズマシン D3(dreamegg)」を購入しました。
・長時間連続再生
みーくんが寝て起きるまでは流しっぱなしにしたいので、約10時間再生できるものが良いと考えました。(夜の睡眠が平均10時間のため)
・持ち運びが可能(コードレス)
外出時にも使えるように、コンパクトでコードレスでの使用ができるものを探しました。
・使用中にライトがつかない
ねんトレでは、できるだけ部屋を暗くした方が良いので、スピーカーを使用している時に、ライトがつかない、もしくは明るくないものが良いと思いました。
ホワイトノイズ専用スピーカー「ホワイトノイズマシン D3(dreamegg)」
我が家で購入したホワイトノイズ専用スピーカーは、「ホワイトノイズマシン D3(dreamegg)」という、手のひらサイズのコンパクトなタイプです。
「ホワイトノイズマシン D3(dreamegg)」の概要
連続再生時間 | 10時間以上 |
音の種類 | 24種類(ノイズ音7種類、ファン音7種類、自然音10種類) |
重さ | 270g |
サイズ | 高さ58m、横111mm、直径11cm(底) |
音量 | 0~85dB |
OFFタイマー | 3段階(30分間、60分間、90分間) |
カラー | ホワイト、青緑色 |
価格 | ¥3,590 |
セット内容 | スピーカー本体、USB充電ケーブル、取扱説明書、収納バッグ |
dreamegg(ドリームエッグ)について
dreameggは、空気清浄機や加湿器などを主に販売する中国のブランドのようです。
ネット上では、dreameggの会社概要などの詳しい情報は、ほとんど得られませんでした・・・
購入する際、メーカーについて不安はあったものの、レビューなどを見るとまずまず良さそうだったのと、お手頃な価格に背中を押され、購入にいたりました。
今のところ、スピーカー自体に問題はなく、満足度高く使用できています。3度ほどスピーカーを落としてしまったのですが、故障もなく思ったより頑丈な作りなのかなと思いました。
(個人の見解です。落下は故障の元ですのでご注意ください。)
「ホワイトノイズマシン D3(dreamegg)」の特徴
・24種類の癒し音
7種類のノイズ音は、ホワイトノイズ3種類、ピンクノイズ3種類、ブラウンノイズ1種類。10種類の自然音は、小鳥の囀り、海の波打ち、川のせせらぎ、母の胎内音、睡眠オルゴール、虫の鳴き声、夏の雨と雷、篝火の音、時計の振り音、汽車の音。7種類のファン音は、周波数特性が異なるファン音。
・バッテリー内臓
大容量のバッテリーが内臓されているので、1回の充電で10時間以上の連続再生が可能。 充電しながら使用も、コードレスでの使用も可能。 USB充電で専用充電アダプターが不要。
・持ち運びに便利
手のひらサイズなので、持ち運びに便利。
重さ:270g
サイズ:高さ58mm、横111mm、直径11cm(底)
<その他機能など>
・OFFタイマー機能(設定した時間が来ると、音量が徐々に小さくなっていく)
・イヤホン対応可能(3.5mm)
・メモリ機能(最後に選択したサウンド、音量、OFFタイマー設定を継続して再生)
・収納バッグ付き
・国際CEとROHS及びFCC認証を取得済み
・1年間の日本国内安心保証と長期のアフターサービス有
「ホワイトノイズマシン D3(dreamegg)」のメリットとデメリット
dreameggの「ホワイトノイズマシン D3」を使用してみての感想をまとめました。全体的に満足して毎日使っています。
メリット
・24種類のサウンドより、好みの音が選べます。ノイズ音が合わなくても、自然音やファン音を試すことができます。
・連続再生は11時間ほど使用できそうです。我が家では、最長で10時間45分まで使用したことがあります。
・ワイヤレスで使用すれば、スピーカーのライトはつきませんでした。
・寝室以外で寝てしまった時も、ワイヤレスなので持ち運びができて良いです。今後は外出時なども使えたらと思っています。
・ホワイトノイズ効果で、物音などを消してくれます。すべての音が消えるわけではありませんが、ほぼほぼかき消されたように感じます。
・大人もぐっすり眠れます。ホワイトノイズ使用前は、みーくんの寝返りや小さな寝言ですぐに起きていましたが、使用し始めてからは一切起きれなくなりました。同じようにみーくんの眠りの質も上がったのではないかと期待しています。
デメリット
・液晶パネルなどがないため、操作中に今何番目の音を選んでいるのか分からなくなったことが何度かありました(特にノイズ音)。一度動かしてしまうと、元の音がどこにあるか分からなくなり、迷子になりがちです。一度選んだらなるべく触らないようにするか、使っている音は何番目の音なのかメモなどをしていた方が良さそうです。音の種類が少ないスピーカーであれば迷子にはならないかもしれません。
・充電がもうすぐ切れるサインなどはないので、充電はしっかり自己管理が必要です。とは言え、11時間ほど連続で使用できるので、一日使い終わったら充電すれば問題ありません。
・今のところ使ってみて特に問題はありませんが、中国の会社でほとんど情報がないので、心の片隅にいまだ不安があることはあります・・・(でも1年間の保証やアフターサービス有)
さいごに
赤ちゃんのねんねアイテムとして、ホワイトノイズについてと、ホワイトノイズ専用スピーカー「ホワイトノイズマシン D3(dreamegg)」の使った感想をまとめてみました。
赤ちゃんのねんトレで、これからホワイトノイズを試してみようと考えている方や、dreameggの「ホワイトノイズマシン D3」の購入を検討している方の参考になれば幸いです。
みんなぐっすり眠れますように・・・!
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