はじめに
なかなか寝ないわが家の息子みーくんが、なるべくグズらずに落ち着いて日常を過ごしてほしいと「ねんトレ」を試す中で、読み漁ったねんトレの本をまとめてみました。同じように子どもの睡眠問題で悩む方の参考になれば幸いです。
ねんトレとは・・・
ねんトレとは、赤ちゃんに寝かしつけの練習をする「ねんねトレーニング」のことです。
わが家では、みーくんのお昼寝の時間の確保、睡眠時間を増やすことなどを目標に、ねんトレを始めました。
ねんトレの本を読む前は
息子みーくんは、なかなか寝ず、グズりやすいタイプの赤ちゃんでした。授乳をしても抱っこをしても何をしても泣き止まないということが多くありました。寝ていても、小さな物音に反応して起きてしまう、といった寝ることに関しても繊細なタイプです。
生後3か月頃より、SNSなどを見て自己流で、ねんトレを試すことにしましたが、あまり効果が感じられずにいました。生後6か月を過ぎた頃から、ねんトレに関するをいろいろと読み、さらに踏み込んだねんトレを開始しました。今思えば、グズりやギャン泣きはの原因は、睡眠不足が大きく、悪循環に陥っていたのかなとも思います。
今回は、その時に読んだねんトレの本を正直な感想付きで紹介します。
ちなみに、3歳現在の睡眠状況としては・・・
7時過ぎ起床、約1時間半お昼寝、21時半~22時就寝(添い寝)、で落ち着いています。
セルフねんねの時期を経ていろいろあり、現在は添い寝でおおむね満足しています。
私が読んだ、ねんトレの本(4冊)
ねんトレの本は、似たようなタイトルも多く、購入するまでに悩みました。実際に読んでみての正直な感想をつけて4冊紹介します。
ねんトレがひと段落した、今の気持ちとしては「寝ることもスキル」「寝ない子は本当に寝ないけど、ねんトレで睡眠時間は少しずつ増えると信じている」「添い寝でも良し」という感じです。
『赤ちゃんもママもぐっすり眠れる魔法の時間割 生活リズムひとつで、寝かしつけのいらない子どもになる!』清水瑠衣子
南アフリカで育児をした著者の経験を元に赤ちゃんの生活リズムを作る方法が紹介されています。月齢ごとのスケジュールがチェックできます。(ジーナ式ほどではないけれどやや細かめです)
<感想>
南アフリカのねんトレに興味がありました。昼間に細切れ睡眠を数回するタイプの赤ちゃんに良さそうです。でも、みーくんはこのスケジュールでやれる気がしませんでした。
『ママとあかちゃんがぐっすりねむれる本』中村真奈美
助産師ママによる夜泣き対策としてベビーマッサージを提案されている本です。「お母さんのリラックスが大切」という考えで、ママの息抜き方法なども紹介されてあります。
<感想>
イラスト多めで読みやすかったです。みーくんは日常的にグズグズの時間が多く、毎日のベビーマッサージは難しいけれど、たまになら取り入れれそうだと思いました。起きている時に落ち着いている時間がある程度あるタイプの赤ちゃんに良さそうです。
『家族そろってぐっすり眠れる 医者が教える赤ちゃん快眠メソッド』森田 麻里子
著者は、小児の睡眠コンサルタントとして活動し、昭和大学病院の睡眠医療センターで非常勤医師としても勤務されているお医者さんです。230本以上の医学論文と、コンサルタントとしての経験を1冊にまとめてあります。月齢別のスケジュールもあります。(今回紹介した本の中ではざっくりめのスケジュールです)
<感想>
医学的なエビデンスがしっかりしており好印象でした。みーくんがなかなかの寝れない子で、他の本で紹介されているスケジュールが追える気がしなかったと、こちらの本のスケジュールがゆるめだったのが良く、わが家はこちらの本を購入しました!
人気&定番のねんトレ本(2冊)
おすすめのねんトレの本でよく見かける本を2冊紹介します。こちらは私が流し読みをした感想です。
『ママと赤ちゃんのぐっすり本「夜泣き・寝かしつけ・早朝起き」解決ガイド』愛波文
睡眠コンサルタントの方が、赤ちゃんから4〜5歳までの睡眠について書かれている本です。 公式サイトでは、コミュニティ開設されており相談もできるようです。
<感想>
購入する本を決めた後に読んだため、流し読みとなりましたが、とても分かりやすくまとめてあり、良かったです。「睡眠コンサルタント」という存在を初めて知り、とても心強く思いました。
『ジーナ式 カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座 改訂版』ジーナ・フォード
ねんトレでは有名なカリスマナニー(シッター)のジーナさんが考案したジーナ式の本です。月齢ごとに細かいスケジュールに沿って生活する方法が紹介されています。(今回の紹介している本の中では一番細かいスケジュールです) 睡眠だけでなく、授乳や授乳食などの時間もしっかりめに書かれてあります。
<感想>
スケジュールが細かすぎて、私にはやれる気がせずに断念しました。試行錯誤が苦にならないタイプの方、元々ある程度寝てくれるタイプの赤ちゃんに良さそうです。ねんトレで子どもが良く寝ますという方は、ジーナ式でされているイメージもあります。(個人的なイメージです)
2023年以降に発売した気軽に読めるねんトレの本(3冊)
もし、また新たに手にするならどんな本を選ぶかなと思いながら、3冊を選んでみました。今回、選んだ条件としては「2023年以降に発売された本」「気軽に読める」の2つを考えてみました。
ねんトレとはどんな感じなのか、ちょとだけ試しに読んでみたいという時、amazonのKindle Unlimited(キンドル アンリミテッド) が便利だと思います。電子書籍サブスクで、月額980円で読み放題です。 Kindle Unlimitedより、気軽に読める本を選んでみました。
・『ネントレで赤ちゃんがぐっすり眠る体験本: 乳児の寝かしつけのやり方と5つのゆるい実践法』
一般的なねんトレではなく、自分と赤ちゃんに合った方法を実践した体験を紹介されている本です。
・『初めての子育ての困りごと 親子でぐっすり眠る為に: 寝不足でつらい… 0歳児育児に悩むママへ』
赤ちゃんとママがともにぐっすり眠り、幸せな乳児期を過ごすためのコツが紹介されている本です。
・『質の良い睡眠を取るために赤ちゃん期から出来ること: ちょっとの努力で寝かしつけが楽になる』
看護師さんが子どものネントレを実践し、効果があった方法などを紹介されている本です。
さいごに
わが家のグズりまくりで眠らない息子みーくんにのねんトレには、医学的エビデンスがしっかりしている『家族そろってぐっすり眠れる 医者が教える赤ちゃん快眠メソッド』を購入しました。
個人的には『ママと赤ちゃんのぐっすり本「夜泣き・寝かしつけ・早朝起き」解決ガイド』も分かりやすくまとめてあり、ねんトレ最初の本として良いと思います。
本を買う前に、ねんトレがどんな感じか知りたい時は、Kindleもおすすめです。
ねんトレに関する本はたくさんありますが、自分や子どもに合った本を選んでみてくださいね。
参考になることがあれば幸いです^^
みんなぐっすり眠れますように。
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